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日本政府は、肥料原料である尿素の安定確保に向け、マレーシア国営エネルギー企業ペトロナスとの供給契約を延長した。世界的な肥料供給不安が続く中、食料安全保障を重視した対応とみられる。
尿素は農業用肥料の主要原料であり、日本は輸入に大きく依存している。農林水産省によると、日本の尿素輸入の約7割をマレーシアが占めており、同国は極めて重要な供給源となっている 。
こうした中、鈴木農林水産大臣はマレーシア・クアラルンプールを訪問し、ペトロナス幹部と会談。尿素やエネルギー資源の対日安定供給について意見交換を行い、供給継続に前向きな姿勢を確認した。現地施設の視察も行い、供給体制の実態を直接確認したとみられる 。
背景には、地政学リスクやエネルギー価格の高騰に伴う肥料市場の不安定化がある。各国が資源確保に動く中、日本も長期契約の維持・強化を通じて調達の安定化を図っている。
ペトロナスは天然ガスを原料とした肥料生産で重要な役割を担っており、今回の契約延長は日本にとって供給リスクの低減につながる見通しだ。今後も食料安全保障の観点から、資源確保を巡る国際連携が一層重要になるとみられる 。