ホームマレーシアニュースKLIAターミナル1、ASEANサミットとVM2026控え総額3,000万リンギ強化策を実施
KLIAターミナル1、ASEANサミットとVM2026控え総額3,000万リンギ強化策を実施

KLIAターミナル1、ASEANサミットとVM2026控え総額3,000万リンギ強化策を実施

2025.07.15 政治・社会

クアラルンプール国際空港(KLIA)ターミナル1が今年上半期に総額3,000万リンギの改修を完了し、スマートで迅速かつ快適な旅を提供する14の新たな施策を導入した。

10月の第47回ASEANサミット開催や「ビジット・マレーシア2026」に向けた戦略的取り組みの一環で、KLIAの運営責任者アブド・ハスマン氏は「KLIAを世界水準の国際ハブに位置付けるMAHBの継続的な取り組み」と強調する。
2025年上半期には旅客数が前年同期比9.9%増の3,010万人を記録し、待ち時間短縮と効率向上が課題だという。

注目は救急対応強化のため導入された救急用電動スクーターで、酸素ボンベやAEDを搭載し、3分以内の現場到着を可能にする。
また、家族向け駐車スペース36区画や無料車椅子100台の配置、80カ所のバリアフリー化トイレ改修など、家族連れや高齢者、障害者に配慮した施設が充実。
5,000台の新型手荷物カート導入、モバイルバゲージドロップ試験運用、保安検査レーン拡張、顔認証搭載の自動搭乗券スキャナー増設など利便性向上も進む。

さらに、空港内の装飾にマレーシアの文化を取り入れ、子ども向けプレイゾーンも刷新されるなど、機能面と快適性の双方で空港の魅力向上を図っている。

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