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KLIAが生まれ変わる──2026年「ビジット・マレーシア・イヤー」に向け加速

KLIAが生まれ変わる──2026年「ビジット・マレーシア・イヤー」に向け加速

2025.06.06 政治・社会

マレーシア最大の国際空港であるクアラルンプール国際空港(KLIA)は、旅行者の玄関口として重要な役割を担っており、近年は空港体験の大幅な向上に取り組んでいる。
 

昨年のKLIAの利用者数は9,380万人に達し、中国、インド、インドネシアからの渡航者が上位を占めた。
パンデミック前である2019年の90%の回復率を記録しており、特に中国とのビザ免除政策がこの回復を後押ししている。


KLIAは現在、「コマーシャル・リセット」構想を中心とした大規模な商業エリアの再構築を進めており、2025年中頃の完了を目指して両ターミナルで合計791店舗の整備を進めている。

特に注目されるのは免税店の刷新で、プレミアムブランドや限定商品、パーソナライズされた体験を提供し、旅行者にこれまでにないショッピング体験をもたらしている。
デジタルインタラクティブな店舗や、ブランドの世界観を体感できる展示スペースなども導入されている。

セルフレジや今後導入予定のRFID技術など、利便性も向上している。


KLIAは、2026年の「ビジット・マレーシア・イヤー」に向け、旅行体験・文化発信・商業施設のすべてにおいて空港の新しい在り方を体現しようとしている。
単なる交通のハブを超え、マレーシアの多様性とおもてなし文化を反映する「体験型ゲートウェイ」としての進化が続いている。

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