KLIAのエアロトレイン、修復完了時期は未定

クアラルンプール国際空港（KLIA）のターミナル内を走る自動旅客輸送システム「エアロトレイン」の修復作業について、担当の請負業者は依然として運行再開の具体的な日程を示していないことが明らかになった。
 

先に行われた運輸省での記者会見でアンソニー・ローク運輸相は、「これまでは1月31日までに修復が完了するとしていたが、現在確定した日程はまだ示されていない」と述べた。
 

ローク運輸相によると、現在エアロトレインはテスト段階にあり、現在進行中の動的試験（ダイナミックテスト）の後に完全試験（フルテスト）が実施される予定で、その後、システムの統合が行われるという。

昨年9月の時点でローク運輸相は、エアロトレインの運行再開が2024年1月31日と発表していた。
これは、当初計画されていた3月31日の完了予定よりも3カ月前倒しとなるスケジュールだったが、結局のところ現状では終了時期が見通せていない。