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マレーシア国内で2022年以降、同性愛行為などをめぐり、法律や州の宗教法に違反した疑いで計135人が逮捕されたことが分かった。これは、警察および州イスラム宗教当局が明らかにしたもので、摘発は宗教当局による取り締まりの一環として実施され、警察と州宗教当局が連携して対応したという。
警察や宗教当局によると、逮捕された人物については単に処罰を科すだけでなく、助言やカウンセリングを実施し、一部にはリハビリ講習の受講を命じる措置も取られているとしており、当局は再発防止を目的とした対応だと説明している。
マレーシアでは、同性愛行為やそれに関連するとされる一部の性的行動が、刑法や州ごとのイスラム法の下で規制されており、宗教的・社会的価値観を背景に、こうした取り締まりが継続して行われている。
一方で、この発表は国内外のLGBTコミュニティや人権団体から強い懸念と批判を招いている。人権団体は、性的指向や性自認に基づく取り締まりは差別的であり、基本的人権やプライバシーの侵害に当たる可能性があると指摘している。また、逮捕やリハビリとされる措置が、当事者に心理的圧力を与えかねないとして、刑事手続きと個人の自由、信仰と人権のバランスを改めて見直すべきだとの声も上がっている。