アジア最大級の航空展示会「LIMA '25」、5月20日開幕へー世界25カ国から603社が参加

第17回ランカウイ国際海事・航空展示会「LIMA '25」が、5月20日から24日まで開催される。
来場者数は約40万人に達すると予測されており、華麗な航空ショーや最新の航空機・艦船の展示が注目を集めている。

会場はマハスリ国際展示センターとリゾート・ワールド・ランカウイで、最新の軍用・民間航空機や艦船、関連技術が展示される。
展示テーマは「今日革新し、明日発展する（Innovate Today, Thrive Tomorrow）」。

展示には120機の航空機と110隻の艦船が登場予定。
マレーシア空軍のSU-30MKMやF/A-18、米空軍のB-52、ロシアのIL-76、インドのドルニエ228などが注目される。
艦船はマレーシア海軍や海上法執行庁、外国海軍から計34隻が参加する。

会期中は5日間のうち3日がビジネス向け、残り2日が一般公開。航空ショーや艦船パレードのほか、戦闘機による訓練飛行や演出も行われる予定で、会場周辺ではすでに空軍の訓練が始まっている。

LIMAは1991年に始まり、今回で17回目。マレーシアと世界の防衛・航空業界が注目する国際展示会となっている。