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LRT駅にホームドア設置を検討 安全対策強化へ

LRT駅にホームドア設置を検討 安全対策強化へ

2025.08.08 政治・社会

アンソニー・ローク運輸相は、視覚障害者がLRTワンサマジュ駅で転落・死亡した事故を受け、安全対策強化のために、プラットフォームと線路の間にホームドアを設置することを検討していると明らかにした。
 

ローク運輸相は、旧世代のLRT駅はMRT駅と異なり、ホームと列車の間に物理的なバリアが設置されていないと説明。これが障がい者を含む乗客の安全に関わる課題の一つであるとし、運営会社プラサラナが現在、ホームドア設置の提案を検討中であると述べた。


「完全に隙間をなくすことは難しいが、バリアを設けることでリスクを最小限に抑えることが目標だ」としながらも、「全駅に導入するには多額の予算と長い時間が必要」と語った。


また当面の対応として、該当駅には補助警察を配置し、障がい者のニーズにより敏感かつ注意深く対応できるよう訓練を施していると説明。
加えて、KTMの旧駅や地方駅におけるエレベーター設置や、バリアフリー施設の改修も進めており、公共交通機関の包括性とアクセシビリティ向上に向けて政府は引き続き取り組む姿勢を示した。


ローク氏は、鉄道事業者による前線スタッフへの継続的な研修により、障がい者への支援が専門的かつ共感的に行われるよう努めていることも強調した。

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