MCMC、国旗侮辱のTikTokライブ配信に調査開始

マレーシア通信・マルチメディア委員会（MCMC）は、TikTokで配信されたジャローグミラン（Jalur Gemilang、マレーシアの国旗）を踏みにじる映像に関して調査を開始したと発表した。
 

ファフミ・ファズィル通信大臣は、同映像がスリランカから配信された可能性があり、約4時間にわたりオンライン上に残っていたと報じられている。
同大臣は、「ジャローグミランは国家の主権、統一、アイデンティティを象徴するものであり、侮辱や嘲笑を許すことはない」と述べ、厳正な対応を取る意向を示した。

この映像は、マレーシアとスリランカのサイバーいじめの一環として、両国間でのオンライン上の対立を反映していると見られている。
MCMCは、同様の挑発的なコンテンツが社会的調和や宗教・人種間の対立を引き起こす可能性があるとして、今後も監視を強化し、必要に応じて法的措置を講じる方針を示している。