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アンワル・イブラヒム首相は10年前に消息を絶ったマレーシア航空MH370便について、「現在も多くの疑問が解明されないままだ」とし、捜索再開に意欲を示している。
アンワル首相は12月25日、Facebookを通じ「MH370便の捜索と国民の税金を責任を持って使うこととのバランスが重要である」と指摘。
「国民にも説明責任がある」とした上で、「もし成果があれば支払い、成果がなければ支払わないという条件で捜索に取り組むべきだ」と述べた。
また、「現時点では新たな決定的な証拠が見つかることを信じていない」との考えを示した。
首相は、「捜索は遺族だけでなく、国民のためでもある」と述べ、捜索が成功して成果をもたらすなら、政府は全面的に協力する方針を示した。
アンソニー・ローク運輸相は20日、内閣がMH370便の捜索再開を承認と発表。
今回の捜索には海洋ロボティクス企業のオーシャン・インフィニティが再び参加する。
同社は2018年1月から5月にかけてインド洋を捜索したが成果を得られなかった。
MH370便は2014年3月8日にクアラルンプール国際空港(KLIA)を離陸後、北京への飛行中に消息を絶った。
ボーイング777-200ER型機には239人が搭乗していた。