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マレーシアのパスポートが、2025年版「パスポート インデックス」で世界第3位にランクされた。これは、同国民がビザなしまたは到着ビザで入国できる国・地域数が174を超えていることを根拠としており、調査機関は「マレーシア国民の国際的移動の自由と信頼性が年々向上していることを示す明確な証拠だ」と評価している。
今回のランキングでは、第1位にシンガポール(193か国・地域へビザなし渡航可能)、第2位に日本と韓国(いずれも約190か国・地域)が続いた。マレーシアはこれに次ぎ、ASEAN地域ではシンガポールに次ぐ2番目の高順位を維持したことになる。これにより、マレーシアのパスポートは東南アジアにおける最も信頼度の高い旅行証の一つとして改めて位置づけられた。
専門家は、マレーシアがこの順位を達成できた背景として、外交関係の拡大、ビザ免除協定の強化、そしてパスポートのセキュリティ水準向上を挙げている。また、政府の「国際的プレゼンスの強化」方針により、観光・留学・ビジネスなど多方面で国際的な往来がさらに活発化するとみられている。
今回の「世界3位」という評価は、マレーシアが国際社会において市民の自由な移動を保障する国として高く評価されたことを示しており、今後も新たなビザ協定の締結や、グローバルな人的交流促進に向けた取り組みが一層注目されている。