関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]

マレーシア政府は29日、国内の入管施設に収容されていたミャンマー人を対象とする「自主帰国」プログラムを開始し、第1陣として1,476人をミャンマーへ送還した。
内務省によると、対象者は男性1,370人、女性79人、男児20人、女児7人の計1,476人で、年齢は8~60歳。全国14カ所の入管収容施設から集められ、ペラ州マンジュンのスタジアムで健康状態や身元、書類の最終確認を受けた後、46台のバスでルムットのマレーシア海軍基地へ移動した。
送還にはミャンマー海軍の艦船3隻が使用され、このうち1隻は病院船。マレーシア側の海上法執行庁や海上警察、海軍の船舶が領海の境界付近まで護衛した。
政府は、国内の入管施設に収容されているミャンマー人のうち5,000人について、本人の同意とミャンマー政府の受け入れを前提に段階的に帰国させる方針。次回以降の日程や人数は、身元確認や書類手続き、輸送体制などを踏まえて決定する。
一方、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や人権団体などからは、内戦が続くミャンマーへの帰国者が迫害や強制徴兵などの危険にさらされる可能性があるとして懸念の声も上がっている。マレーシア政府は、今回の帰国は本人の同意に基づき、自主的かつ安全に実施しているとしている。