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アンワル首相、AI・エネルギー分野で日本との連携強化を表明

アンワル首相、AI・エネルギー分野で日本との連携強化を表明

2026.06.10 政治・社会

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は9日、日本との協力を通じてAI、デジタル技術、エネルギー分野を中心とした次世代産業への飛躍を目指す考えを示した。

東京大学で行った特別講演でアンワル首相は、マレーシアが産業構造の高度化に取り組んでいると説明。半導体や先端製造業に加え、AIやデジタル経済、エネルギー転換といった成長分野で日本との連携を強化したいとの考えを示した。

また、日本が長年にわたりマレーシアの発展を支えてきた重要なパートナーであると強調し、「ルック・イースト政策」の精神を引き継ぎながら、新たな時代に対応した協力関係を構築していく必要があると述べた。

さらに、両国は技術革新だけでなく、人材育成や研究開発、持続可能なエネルギー分野でも協力を深めるべきだと指摘。急速に変化する国際情勢の中で、信頼できるパートナーとの連携が経済成長と競争力強化の鍵になるとの認識を示した。

アンワル首相は今回の訪日で、日本企業との会談や日経フォーラム「アジアの未来」への出席、日本政府との首脳会談などを通じて、投資誘致や経済協力の拡大を図る方針だ。

今回の訪問では、防衛・安全保障、医療、エネルギー転換、環境、高等教育分野を対象とする複数の協力文書の締結も予定されており、2023年に格上げされた「包括的戦略的パートナーシップ」のさらなる深化が期待されている。

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