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マレーシア国営石油会社ペトロナス(PETRONAS)とタイ国営石油会社PTTの関連会社は、両国の共同開発区域にある天然ガス田「ブロックA-18-01」について、新たな生産分与契約を結ぶため両国政府の承認を得た。
対象となるのは、タイ湾に位置するマレーシア・タイ共同開発区域(MTJDA)。新契約は35年間で、既存のブロックA-18に加え、新たな資源が期待される隣接探鉱区域も対象とする。現在の契約は2029年4月に期限を迎えるが、新たな枠組みによってその後も開発を継続する。
MTJDA全体の面積は約7250平方キロメートル。複数のガス田があり、天然ガスの生産能力は合わせて日量約7億立方フィートに上る。生産されたガスはマレーシアとタイに半分ずつ供給されている。
関係各社は生産分与契約に加え、両国への天然ガス供給を継続するためのガス販売契約も締結した。世界のエネルギー市場では中東情勢などを背景に供給への懸念が強まっており、アジア各国にとって安定した天然ガスの確保が重要性を増している。
ペトロナスは、同区域が両国にとって天然ガスとコンデンセートの重要な供給源だとして、長期的な資源開発と安定供給につなげる方針を示した。