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マレーシアの副首相であり、地方・地域開発大臣を務めるアフマド・ザヒド・ハミディ氏は、11月4日の講演で、「マレーシアは東西の文化と知識の交差点として、アイデア、イノベーション、そして倫理的発展の面で地域を牽引する立場にある」と述べた。
同氏は講演の中で、国内の技術・職業教育訓練(TVET)制度を統括する全国委員会の設置を正式に承認したことを明らかにした。さらに、「TVETを“第二の選択肢”ではなく、主要な教育経路として位置づけ、技能を紙の資格以上の価値あるものとして評価すべきだ」と強調した。
これによりマレーシア政府は、「知識を消費する国」から「知識を創造する国」への転換を目指し、研究開発および地域に根ざした知識・技術基盤の強化を進める方針を改めて打ち出した形だ。
アフマド・ザヒド氏の発言は、激化する国際競争の中でマレーシアが競争優位を維持し、教育・産業・地域開発の分野で持続的成長を遂げるための戦略的決意を示すものとして注目を集めている。