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処方薬の無料配送、10月1日開始 対象者や申し込み方法は

処方薬の無料配送、10月1日開始 対象者や申し込み方法は

2026.09.30 政治・社会

マレーシア政府は10月1日から、保健省の処方薬を自宅などに届ける「Ubat Melalui Pos(UMP、薬の郵送サービス)」の配送料を無料化する。対象となる患者は、病院や診療所を訪れずに継続して服用する薬を受け取ることができる。

UMPは2011年から実施されているサービスで、高血圧や糖尿病、心臓病など慢性疾患の患者が継続して服用する薬をPosLajuを通じて指定先に配送する。これまでは地域に応じて5.30~12.50リンギ程度の配送料を患者が負担していたが、10月1日から政府が全額負担する。無料化はまず1年間実施され、政府は約500万リンギを拠出する。8万人以上の患者が恩恵を受ける見込みだ。

対象となるのは、政府病院やクリニック・ケシハタンなど保健省の医療施設から有効な長期処方箋を受けており、医師または薬剤師から症状や治療内容が安定していると判断された患者。大学病院や軍病院など、保健省以外の医療施設の処方箋は対象外となる。

配送できる薬は、原則として特別な温度管理を必要としない錠剤やカプセルなど。冷蔵保存が必要な薬、向精神薬、液体の薬などは対象外で、従来通り医療施設で受け取る必要がある。

申し込みは保健省の公式アプリ「MyUBAT」からオンラインで行える。アカウント登録後、新規申請からUMPの配送を選択し、承認を受ける。また、通院している政府病院やクリニックの薬局窓口でも申し込みが可能で、患者本人または代理人が処方箋の原本、身分証明書、診察予約カードなどを持参する。

政府は、SNSなどを利用した詐欺にも注意を呼びかけている。UMPの登録は無料で、保健省の公式な窓口を通じて行われる。FacebookやTikTokなどで登録料や支払いを求めるものは公式の申し込み方法ではないとして、利用者に注意を促している。

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