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過去10年で2万人以上が行方不明=未成年が大半

過去10年で2万人以上が行方不明=未成年が大半

2025.02.27 政治・社会

警察当局の統計によると、マレーシア国内で過去10年間で2万人以上が行方不明となり、その多くが18歳未満であることが明らかになった。

2014年から2024年にかけて全国で行方不明として報告されたのは2万1,722人に上る。
そのうち1万3,969人(64.3%)が18歳未満であり、また行方不明者全体の約60%(1万2,882人)が女性であることが判明した。
ブキットアマン警察本部の刑事捜査局(CID)副局長、ファディル・マルスス副警察長官が「The Star」に対し明かした。


特に憂慮すべき点として、未成年の行方不明者の中で最も多いのは13歳から15歳の年齢層で、7,426人がこの期間に行方不明となっている。
次いで16歳から17歳が5,561人、7歳から12歳が785人、7歳未満が197人と報告されている。

このデータは、マレーシアにおける若年層の安全確保が喫緊の課題であることを浮き彫りにしている。

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