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サバ州にあるマレーシア最高峰・キナバル山(標高4,095m)の登山に年齢制限を設ける提案に対し、専門家や経験者から異論が出ている。
意見の多くは、「高齢の登山者を含む全ての登山者の安全を確保するためには、義務的な健康診断の方が効果的」と指摘する。
世界自然遺産にも登録されているキナバルジオパークの文化顧問であるポール・ポロドン博士は、「キナバル山での死亡事故を登山者の年齢だけに帰するべきではない」とした上で、「キナバル山での死亡事故や事件は、ガイドの指示に従わない、未診断の健康状態などの過失が原因であることが多い」と説明。
準備不足や、登山の難易度や高地での急性高山病(AMS)などのリスクを過小評価する人もいるためだとし「これらは年齢とは直接関係がない」と指摘している。