関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシア入国管理局は、外国人向けのビザ申請を完全デジタル化する新システム「MyVisa 2.0」を、2025年8月1日から正式に導入する。
「MyVisa 2.0」は、AI(人工知能)技術を活用し、申請者が窓口へ出向く必要をなくす統合型オンラインビザ申請プラットフォームである。
入国管理局のザカリア・シャアバン長官によれば、同システムはビザ処理を迅速化し、より効率的かつ安全な手続きを実現するという。
MyVisa 2.0では、光学文字認識(OCR)、リアルタイム通知、スマート自動化、専用モバイルアプリなどの先進機能が導入されており、パスポートのスキャンから書類のアップロード、バーチャル面接、申請状況の追跡、QRコード付きeVisaの発行、ライブチャットによるサポートまで、すべての手続きがオンラインで完結する。
入国管理局は「これにより、申請者がマレーシアの在外公館に訪問する必要がなくなり、ビザ取得が一層便利になる」と述べた。
MyVisa 2.0は、2021年12月に導入された初代システムの改良版であり、国民の利便性向上とデジタル行政の推進に貢献することが期待されている。