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マレーシアのクアラルンプール高等裁判所は10月14日、政府系投資会社「1マレーシア・デベロップメント(1MDB)」をめぐる汚職事件で有罪判決を受けたナジブ・ラザク元首相について、禁錮15年の刑の執行停止を求める申請を却下した。
ナジブ元首相は、1MDBに関連する別の汚職事件で有罪となり、2022年8月から服役している。今回の申請は、2025年12月に言い渡された別件の禁錮15年について、刑の執行を停止するよう求めたものだった。
ヌール・ルウェナ裁判官は、刑の執行停止を認める特別な事情はないと判断し、申請を退けた。
ナジブ元首相は9月、イブラヒム国王から別件の刑について条件付きの恩赦を受けた。5,000万リンギの罰金を支払うことを条件に、残りの刑期を自宅軟禁で過ごすことが認められている。
しかし、今回問題となった禁錮15年は別の事件によるもので、2028年8月に現在の刑期が終了した後に執行される予定となっている。
元首相側は健康上の問題や高額な罰金の支払いが困難であることなどを理由に、刑の執行停止を求めていたが、裁判所はこれを認めなかった。弁護団は今回の決定について上訴する方針を示している。
ナジブ元首相は一連の汚職事件で不正行為を否定しており、今回の判断によって今後の服役期間や自宅軟禁をめぐる法的手続きが改めて注目される。