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2025年4月1日、マレーシア、スバン・ジャヤのプトラハイツで発生したガスパイプライン火災の被害者たちは、医療支援に加えて、衣類や食料などの基本的な生活必需品の支援を強く求めている。
多くの被害者は家屋が完全に焼け落ち、個人の所持品を救う時間もなかったと伝えられている。
モハマド・ルスマン・モハマド・ナシール氏は、火災の被害者の家族を代表して「ザカート団体やスリ・セルダン州議会議員事務所、ファーストフード企業(マクドナルド)などが、ヌルル・イマンモスクやプトラハイツモスクで初期支援を行っており、医療支援も受けている」と語った。
しかし、衣類の支援もあれば助かるとも述べている。
一方、被害者の母親であるロハナワティ・イスマイル氏は、火災発生時に28歳の長女から連絡を受けたことを明かした。
家族は衣服一枚で家を飛び出さざるを得なかったと述べ、基本的な生活物資の支援を希望している。
また、インドネシア人の被害者ルスマン・アブドゥル・サマッド氏は、「空を飛行機が飛んでいると思ったが、外に出ると巨大な炎が見えた」と語り、火災の規模の大きさを実感した様子だった。
プトラジャヤ病院で治療を受けたマサユアン・タクビル氏(38歳)は、火災の恐怖から今もトラウマに苦しんでいると話した。
彼女は、仕事に出ていた夫を置いて、9歳と2歳の子どもを連れて家を出たが、その際に足元が裸足であったという。
「走っている最中に子どもの喘息薬が落ちたので、激しい熱気の中を戻って拾った」と話し、二番目の子どもが腕に重い火傷を負ったことも明かした。
スバン・ジャヤのプトラハイツモスクに設置された避難所では、個人やNGO、政府機関による支援物資の提供が呼びかけられている。
プトラハイツ地域委員会のラジャ・ヒルミ・ラジャ・イドリス氏は、避難所にどれくらいの期間被害者が滞在するかは現時点で不明だと語った。