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マレーシア政府は、首都圏の交通利便性向上とスポーツ・レクリエーション施設の充実を目的に、クアラルンプールに新たな水泳競技場を2030年完成を目標に建設することを明らかにした。施設はオリンピック規格の50 mプールや多目的水上設備を備え、国際大会にも対応できるレベルのスポーツインフラとなる。
この新センターは、既存の「ナショナル・アクアティック・センター(National Aquatic Centre)」(ブキット・ジャリル)に次ぐ施設として設計され、拡張地域や交通アクセスの改善と併せて、首都圏のスポーツ観光をけん引するハブを目指すものである。
政府関係者は、「本プロジェクトはマレーシアがスポーツ強国として成長し、国内外の選手育成およびイベント誘致を促進するための重要な一歩となる」と述べた。施設完成後、国内外の大会開催や市民の水泳・ダイビング利用が増える見込みだ。
また、この計画は「マレーシア・マダニ」政策の一環として、都市の住みやすさを高め、経済・産業とともにレジャー・ヘルス分野を拡大するという国家戦略と整合している。政府は今後、土地確保・設計公募・施工契約といった次の段階に移行し、2030年に向けたロードマップを策定している。