爆発被害、住宅保険で補償対象＝保険協会が呼びかけ

マレーシア一般保険協会（PIAM）は4月3日、住宅保険の多くが爆発による損害を補償対象としているとした上で、保険契約者に対し自らの補償内容を確認するよう呼びかけている。
これは、セランゴール州プチョンで発生したガスパイプライン火災を受けての呼びかけ。
今回の火災では237もの建物に影響を及ぼした。

補償額は通常、再建費用を基準に算出されるとしており、商品開示書を読むことで詳細を把握できると助言している。

商品開示書とは、保険や金融商品を契約する前に、その商品の内容やリスク、費用、補償範囲などの重要事項を簡潔にまとめた文書のこと。

マレーシアでは、保険会社や金融機関に対してこの開示が義務付けられており、消費者が内容を十分に理解したうえで契約判断ができるようにすることが目的とされている。

PIAMはまた、「補償条件は保険会社によって異なる可能性があるため、契約者は代理店または保険会社に相談するべきである」と述べた。