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与党・人民正義党(PKR)のラフィジ経済相とニク・ナズミ天然資源・環境持続可能性相が辞任を表明し、内閣改造が当初予定の年末から前倒しで7月に実施される可能性が出ている。
また、投資・貿易・産業相のテン・ク・ザフル氏の上院任期も12月に切れるため、後任選びが必要になる見通しだ。
政府関係者によると、辞任した2人の後任には、PKR副総裁でセランゴール州首相のアミルディン・シャリ氏が有力視されている。
連邦政府入りすれば、州首相のポストが空くことになり、ファハミ・ンガ州議が後任候補とされている。
アミルディン氏の後任人事とあわせて、副起業・協同組合発展相のラマナン氏の昇格、アンワル首相の政治秘書でPKR青年部長のカミル氏の副大臣起用、さらにPKR幹事長のフジア・サレー氏の昇格も取り沙汰されている。
また、元保健相で無所属のカイリー・ジャマルディン氏が技術系閣僚として復帰する可能性も報じられているが、本人は当面復帰を否定している。
一方、UMNO副総裁のジョハリ・アブドル・ガニ氏が経済相または投資貿易産業大臣(Miti相)に就任するとの噂もあるが、「PKRの問題に関わるつもりはない」として否定した。
ラフィジ氏とニク・ナズミ氏は、PKR党内選挙で敗れたことが辞任の背景にあるとされている。
注目の内閣改造は、7月21日からの国会会期中にも行われる可能性がある。