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マレーシア南部の鉄道輸送を一新するグマス~ジョホール・バル複線電化プロジェクト(PLBEGJB)の共用開始に関するスケジュールが発表された。
3月15日にはグマス~スガマット間での共用が開始されたが、引き続き4月にはラビス駅まで、5月にはクルアン駅までの区間が順次共用開始予定だ。
そして9月にはJBセントラル駅までの全線で複線電化による運行が開始する見込みだ。
複線電化の改良区間は全長192km。
これが全線開通すれば、KLセントラル駅からJBセントラル駅までの所要時間は3時間30分に短縮される。
ルートはスガマット、クルアン、クライを経由し、新型の電車「ETS3」が最高時速160kmで運行される予定。
1日22便の運行が予定されており、1編成の定員は312人(うちビジネスクラス36席)となる見込み。
このプロジェクトは、マレーシアの鉄道輸送網における重要な節目であり、ジョホール・バルからパダン・ブサールまでの西海岸を複線電化の鉄道ネットワークが完成する。
これにより、接続性が向上し、経済的な機会が拡大し、ジョホール州だけでなくマレーシア全体の旅行の利便性が向上することが期待されている。