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パキスタンのシャバズ・シャリフ首相は10月6日、マレーシアの国際イスラーム大学(IIUM)が主催した特別学位授与式において、「リーダーシップとガバナンス」に関する名誉博士号(Doctor of Philosophy in Leadership and Governance)を授与された。授与式はIIUMクアラルンプールキャンパスのISTAC-IIUMで行われ、憲法上の大学長であるトゥンク・アジザ王妃が学位証書を手渡した。
王妃の祝辞では、シャリフ首相が教育・医療・国民支援において長年にわたって献身してきた功績が称えられ、「正義・奉仕・卓越」の価値を信仰に基づいて体現したリーダーシップであると評価された。さらに、パキスタンとマレーシアの友好関係の深化を象徴する意味合いも強調された。
シャリフ首相も受領スピーチで、名誉博士号を謹んで受けることを光栄に感じると述べ、自らのリーダーシップを「人々との奉仕」として位置づけた。また、IIUMとパキスタンの高等教育機関との学術交流や協力関係が今後さらに発展することへの期待を語った。
この授与は、シャリフ首相のマレーシア訪問期間中に行われたもので、二国間関係の友好性を象徴する行事の一つとみなされている。今回の訪問はアンワル首相への公式招待によるもので、2024年10月のアンワル首相のパキスタン訪問への返礼との位置づけもなされている。