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ジョホール州の郊外で、シンガポールへ通勤するマレーシア人による長時間の違法駐車が常態化し、地元商業者の営業活動に深刻な影響を与えている。
メダン・ヌサ・プリンティス2、ゲラン・パタ、パーリングなどでは、平日早朝5時から多数の車両が駐車場に集まり始め、日の出までには全ての公共駐車スペースが埋まってしまう。
車の多くは夜8時頃まで放置され、中には数日間そのまま放置されるケースもある。
近隣で屋台を営業する人たちからは、「営業開始時に自分の屋台前に車が駐車されていた。」「お客さんが駐車できずに諦めて帰ってしまうため、収入が激減している」「レッカー車を呼ばなければならない場面も多い」と深刻さを訴える。
店舗側はコーンでスペースを確保しようとするが、通勤者に無断で移動されることが多く、時には口論に発展することもあるという。
CIQ(税関・入国管理・検疫)複合施設やジョホール・バル中心部に近いジャラン・ルンバ・クダでも同様の問題が発生しており、状況は深刻化している。
コタ・イスカンダル州議会議員のダトゥク・パンダク氏は、地域会議でこの問題が取り上げられたことを認め、「駐車スペースの長時間占拠を防ぐための強固な仕組みが必要だ」と述べた。
空き地を長期駐車専用地として活用する案も出ているが、いまだに実施の兆しは見られない。
商業者たちは現場で対応を迫られ、経営に大きな打撃を受けている。