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ペナンライトレール(LRT)計画が、1月9日、アンワル首相の立会いのもと正式に始動した。
初の路線となる「パールライン(Pearl Line)」の起工式が、スンガイピナンの「スリピナンシティ」LRT駅予定地で盛大に行われた。
起工式には、多くの政府高官や社会的要人が出席。会場ではLRTのバックパネルの前で記念撮影をする人々が次々と現れ、熱気に包まれていた。
パールラインは全長29.5kmにわたり、ペナン島南部からジョージタウンを通り、海峡を超えてバターワースにあるペナン・セントラルに接続する。
この路線は、順調に進めば2031年に開通予定である。
ペナン州のチョウ・コンヨウ州首相は起工式で挨拶し、この計画が10年以上前に始まったことを振り返りつつ、「かつての連邦政府の支援不足により、一度は計画を断念しかけた」と心境を明かした。
起工式には、アンソニー・ローク交通相、シヴァラクマール人材開発相らが出席した。
今回のペナンLRT計画の始動は、ペナン州の公共交通インフラをさらに発展させる重要な一歩であり、地域社会や経済に大きな利益をもたらすいと期待されている。
また、持続可能で効率的な都市交通の実現に向けた大きなマイルストーンともなる。