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ペラ州のレンゴン渓谷が、急成長する世界遺産観光地として注目を集めている。
2022年には24,770人だった観光客数が、昨年は114,182人と280%以上増加した。
州政府の継続的な開発努力により、地元経済への恩恵も広がっている。
観光ガイドの収入は237%増、宿泊施設の売上も145%増加。
オラン・アスリや伝統村の住民も、工芸品、伝統料理、ホームステイ事業などを通じて観光業に積極的に関与している。
また、レンゴン渓谷周辺では39のジオサイト、11の地質考古学サイト、8つの生物多様性サイト、21の文化・遺産関連サイトが特定され、うち5カ所は国際的な地質的価値があると認定されている。
州政府は現在、日韓やトルコなどの国々と協力し、国際的な地質公園ネットワークとの連携や会議参加を通じて、レンゴン渓谷の世界的地位の強化を図っている。
2012年にユネスコ世界遺産に登録されたレンゴン渓谷は、22平方キロのエリアを持ち、現在はさらに広範な2,248平方キロの「ユネスコ世界ジオパーク」登録を目指している。