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マレーシア保健省は、国内の医薬品供給について「現在のところ安定しており管理下にある」との認識を示し、医療施設では通常、約2~3カ月分の医薬品在庫を確保していると明らかにした。中東情勢の緊迫化による世界的な供給不安が懸念される中、当面の影響は限定的だとしている。
同省によると、医療施設では使用状況に応じて1~3カ月分の医薬品を備蓄しており、さらに医薬品の物流を担う委託企業の段階でも最大2カ月分の追加バッファー在庫が確保されている。これにより、供給が一時的に滞った場合でも対応できる体制を整えている。
一方、マレーシア製薬産業を代表する業界団体(MOPI)は、将来的な供給リスクに備えるため、企業側も在庫の積み増しや原材料の前倒し購入などの予防措置を進めていると説明した。
また、保健省と業界が連携し、必須医薬品の在庫状況の監視や代替原材料の確保、国内市場向け供給の優先などを進めることで、医薬品供給の継続性を確保する方針だとしている。
中東情勢の悪化による物流や原材料調達への影響が懸念されるものの、政府と業界は現時点で国内の医薬品供給に大きな支障は出ていないとの見方を示している。