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マレーシア・ペナン州の獣医局は、北部カンポン・スラマット地区の養豚場3カ所で確認されたアフリカ豚熱(ASF)の封じ込めに向け、対策を強化している。
獣医局のサイラ・バヌ・モハメド・レジャブ局長によると、最初の発生は7月7日に確認され、同地区の養豚場で豚にASFの症状が見られたことがきっかけとなった。
既に第一農場では188頭が殺処分され、45頭の死骸が処理されたほか、第二農場でもASF関連の合併症で70頭が死亡した。
第三農場では多数の豚が発症しているが、まだ立ち入り調査は行われていないという。
感染農場の死骸はすべて安全に埋却済みで、現在、新たな感染報告は出ていない。
局は養豚業者に警戒を呼びかけるとともに、陽性農場からと畜場への豚の移動禁止を徹底する方針だ。
隣接農場への感染拡大が懸念される中、局は周辺農場でのバイオセキュリティ管理を強化し、リスクが高い農場での検査も続けている。