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ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は6月9日、マレーシアとの二国間関係を強化し、協力の拡大を図るため、公式訪問のためクアラルンプール国際空港に到着した。
今回の訪問は2015年8月の就任以来初めてのマレーシア訪問であり、マレーシアが2025年のASEAN議長国を務めること、ならびにポーランドが2025年前半に欧州連合理事会の議長国を務めることと重なり、重要な節目での訪問となった。
専用機にはドゥダ大統領のほか、夫人のアガタ・コルンハウザー=ドゥダ氏および随行団が搭乗しており、空港では、マレーシアの保健大臣であるズルケフリ・アハマド氏が出迎えた。
その後、大統領は王立マレー連隊第一大隊の28名による儀仗隊を検閲した。
6月10日にはプトラジャヤの首相府(ペルダナ・プトラ)にて公式歓迎式典が行われ、アンワル・イブラヒム首相との首脳会談が予定されている。
両首脳は、貿易・投資、防衛産業、農業、ハラル産業、アグリコモディティ分野などにおける協力強化について協議する見通しである。
また、アンワル首相はプトラジャヤのスリ・ペルダナ官邸にて、ドゥダ大統領夫妻および随行団を招いて公式昼食会を開催する予定である。
外務省(Wisma Putra)によると、大統領はポート・ディクソンのスンガラ営にある王立機甲連隊第2連隊を視察するほか、マラヤ大学アジア欧州研究所にて公開講演を行う予定である。
この訪問は、1971年の外交関係樹立以来、相互尊重と緊密な協力に基づいて築かれてきたマレーシアとポーランドの良好かつ友好的な関係を象徴するものである。
2024年において、ポーランドは欧州連合加盟国の中でマレーシアにとって第8位の貿易相手国となり、両国間の貿易総額は前年比19.5%増の56億6000万リンギットに達した。
マレーシアからポーランドへの主な輸出品目は電気・電子製品、ゴム製品、機械類であり、ポーランドからの主な輸入品目は機械・装置および部品、電気・電子製品、輸送機器である。