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マレーシアのイスラム発展局(JAKIM)は、インドネシアから輸入された複数の食品に豚由来のDNAが検出されたことを受け、当該商品の即時回収を命じた。
JAKIMのシラジュディン・スハイミ総監は声明で、これらの製品がハラル基準を損なう恐れがあるとして、輸入業者に対し市場からの撤去を速やかに実施するよう要請した。
「ムスリム消費者の権利を守り、ハラル認証制度の信頼性を維持することが最優先事項である」と同氏は述べたと、国営通信社ベルナマが報じた。
この回収措置は、インドネシアのハラル製品保証庁(BPJPH)と国家医薬食品監督庁(BPOM)による共同調査の結果発表を受けての対応である。調査では、9製品のうち11ロットから豚由来のDNAが検出され、そのうち7製品9ロットはハラル認証を取得していたことが明らかになった。残りの2製品2ロットは認証を受けていなかった。
詳細な製品リストはBPJPHの公式ウェブサイト(https://bpjph.halal.go.id/detail/siaran-pershttps://bpjph.halal.go.id/detail/siaran-pers%EF%BC%89%E3%81%AB%E6%8E%B2%E8%BC%89%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82)に掲載されている。
シラジュディン総監は、JAKIMが各州のイスラム宗教評議会および州イスラム局と連携し、国内市場に流通している可能性のある問題製品の監視と検査を進めていると付け加えた。