関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]

レストランなどの禁煙エリアでの喫煙行為を一般市民がスマートフォンで通報できる仕組みを活用し、マレーシアで取り締まり強化が進められている。市民が撮影した写真を通報することで、違反行為の把握や当局の対応につなげる取り組みだ。
通報はオンラインポータル「JomLapor(ジョムラポール)」を通じて行うことができ、スマートフォンで違反者を撮影して送信する仕組み。投稿された画像は顔がぼかされた状態で掲載され、通報者の匿名性も保たれる。位置情報なども合わせて送られ、当局が違反場所を特定しやすくなっている。
同サイトによると、2024年12月から今年2月までに禁煙区域での喫煙に関する通報は4,396件に上り、同期間に記録された違反全体(8,387件)の半数以上を占めた。
このポータルは、「公衆衛生のための喫煙製品管理法(2024年)」の施行に合わせ、取り締まりの実効性を高める目的で設けられた。市民が違反を報告することで、限られた人員での取り締まりを補完する狙いがある。
通報内容は毎日、保健省や州保健局、地方自治体に共有され、違反が多い地域の特定や重点的な取り締まりに活用されている。関係者は、こうした市民参加型の仕組みにより、禁煙規制の実効性向上が期待されるとしている。
また、当局によると、昨年発行された禁煙違反の通知のほぼ半数がレストランでの喫煙に関するものだった。違反の多くが飲食店で発生していることから、今後も飲食店周辺を中心に監視や取り締まりが続けられる見通しだ。