ホームマレーシアニュースセランゴール州、ロヒンギャ居住地の対応は「2016年から継続」
セランゴール州、ロヒンギャ居住地の対応は「2016年から継続」

セランゴール州、ロヒンギャ居住地の対応は「2016年から継続」

2026.06.12 政治・社会

マレーシア・セランゴール州政府は10日、SNS上で話題となっているロヒンギャ族住民が居住する集落問題について、違法建築物や不法占拠に対する取り締まりは2016年から継続的に実施していると説明した。 

セランゴール州のアミルディン・シャリ州首相は声明で、ウルランガット地区のカンポン・バル・スンガイ・マカウにあるロヒンギャ住民が居住する集合住宅に対し、これまでに警告通知の発行、罰金措置、合同取締り、調査、建物の撤去など、複数の行政措置を講じてきたと明らかにした。

州政府によると、問題となっている建物の大部分は私有地上に建設されているものの、一部は道路保留地に侵入している。また周辺では河川保護区域にも無許可の住宅が建設されていたことが確認されている。

フルランガット土地事務所は2017年、2020年、2021年、そして2025年3月に土地法違反に関する通知を発出。さらに2017年には土地事務所や警察、地方自治体、水資源管理当局などが合同で建物撤去作業を実施した。

また、カジャン市議会は2016年以降、建築許可を取得せずに建物を建設したとして複数回にわたり是正命令や罰金通知を発行している。州水資源管理局も2025年に捜査を開始し、違法建築物の建設に関与した関係者への処分を検討しているという。

一方、2025年2月には警察と移民局による合同摘発が行われ、移民法違反の疑いで外国人42人が拘束された。

アミルディン州首相は「州政府は引き続き状況を監視し、現行法に基づき適切な措置を講じる」と述べるとともに、SNS上で拡散される未確認情報や誤解を招く投稿に惑わされず、当局の公式発表を確認するよう市民に呼びかけた。 

近年、マレーシア国内ではロヒンギャ難民を巡る議論が再び活発化しており、オンライン上では難民排斥を求める動きや反発も広がっている。一方で人権団体は、難民や移民に対する差別やヘイトスピーチの拡大に懸念を示している。

Tweet Share
マレーシア、医薬品・医療機器の国内供給は現時点で安定
マレーシア、医薬品・医療機器の国内供給は現時点で安定

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア