関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
ローマ教皇フランシスコの死去で、世界各地に悲しみが広がっている。
マレーシア国内でも多くの信徒が深い悲しみに包まれながらも、その教えと人柄を偲んだ。
クアラルンプールのセント・ジョン大聖堂では、信者たちが次々に弔問帳に別れの言葉を記し、教皇への思いを語った。
ホームレス支援団体「ストリート・フィーダーズ・オブKL」の創設者、ゲイリー・リウ氏もその一人である。
88歳で突然この世を去った教皇に対し、「自分にとっては家族であり師であった」と述べた。
リウ氏は過去にシンガポールで教皇と2度面会しており、その出会いがきっかけで、ホームレスへの食事支援を始める決意を固めたと振り返る。
「彼の存在が自分の行動の原点である」と語り、悲しみの中にもその遺志を継ぐ決意をにじませた。
教皇の死は世界中に衝撃を与えたが、マレーシアの信徒たちにとっても希望と慈愛を象徴する存在であったことが改めて浮き彫りとなった。