マレーシア首相、ロシア公式訪問開始　

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は本日、ロシアへの4日間の公式訪問を開始した。
今回の訪問は、地政学的な変化が進む中、両国の関係を一層深めることを目的としている。

これは、アンワル首相にとって過去8か月で2度目のロシア訪問となり、ロシアのプーチン大統領の招待によるものである。
マレーシアをイスラム世界におけるロシアの重要なパートナーとして位置付けるための戦略的な一環とされている。

首相は本日午後6時（現地時間）、モスクワのヴヌーコヴォ国際空港に到着する予定である。

空港では、マレーシアのハサン外相、駐ロシア大使のチョン・ルン・ライ氏をはじめとする政府高官や、ロシア側からはリャブコフ外務次官、駐マレーシア・ロシア大使のナイル・ラティポフ氏らが出迎える予定となっている。

アンワル首相率いるマレーシア代表団は、クレムリンにてプーチン大統領との公式会談を行う予定であり、両国間の貿易、教育、技術協力、そしてイスラム世界との協力拡大についての議論が交わされる見通しである。