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マレーシア国王スルタン・イブラヒム陛下は、ロシア・モスクワにある中央自動車・自動車用エンジン科学研究所(NAMI)を訪問し、同国の自動車技術の進展を視察した。
陛下はNAMIのCEO、フェドール・ナザロフ氏の出迎えを受け、マレーシアのモハマド・カレッド・ノルディン国防大臣(国王随行大臣)やアムラン・モハメド・ジン外務省事務次官、ロシア駐在マレーシア大使チョン・ルーン・ライ氏らとともに訪問を行った。
視察はナザロフ氏による説明とNAMIの紹介映像から始まり、1918年にロシア初の自動車研究所として設立された同機関の歴史と現在の役割が紹介された。
現在ではヨーロッパ最大級の自動車試験センターの一つとして、試験施設、テストコース、自動運転車専用ゾーンなどを備えている。
特に注目されたのは、同研究所で設計・製造されている高級車ブランド「AURUS(アウルス)」の開発プロジェクトである。
陛下は車両モデルや生産工程にも深い関心を示し、視察中には多くの質問を投げかけていた。
陛下はその後、ロシア産業貿易省のアルベルト・カリモフ次官とともにショールームや組立工場を見学し、最後にはAURUS車を自ら運転し、短時間ながら試乗を行った。
今回の訪問は、プーチン大統領の招待によるロシアへの国賓訪問の一環で行われたものである。