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マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は今週、ロシアを公式訪問し、両国の経済関係を強化するための協議を行う。
今回の訪問では、貿易や投資の拡大に加え、両国間でのスムーズな決済手段の確立が主な議題となっている。
マレーシアとロシアの貿易は増加傾向にあり、ASEAN諸国との経済交流も広がっている。
アンワル首相はモスクワでプーチン大統領、ミシュスティン首相と会談し、農業、教育、エネルギー、宇宙分野などでの協力についても話し合う予定。
また、地域や国際情勢についても意見交換を行う。
首相はその後、タタールスタン共和国のカザンを訪れ、「ロシア・イスラム世界:カザンフォーラム」に出席し、基調講演を行う。
このフォーラムはロシアとイスラム諸国の経済協力を深める場とされている。
今回の訪問には複数の閣僚が同行しており、産業界との意見交換やマレーシア人との懇談も予定されている。
2024年、ロシアはマレーシアにとって欧州で9番目に大きな貿易相手国であり、主な輸出品は電子機器や加工食品、輸入品は石油製品や化学製品である。
マレーシアは2025年のASEAN議長国として、ロシアとの協力を地域レベルでもさらに深める方針である。