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セランゴール州シャーアラムにある商業施設「セティアシティモール」で2月8日起きた発砲事件の容疑者として指名手配されていた男が、18日未明、プラウケタムのホテルで警察との銃撃戦の末に射殺された。
警察は男を「アー・ボーイ」という通称で特定していた。
この事件は、8日午後10時50分頃、セティアシティモールで発生したもの。
犯人はショッピングモールの清掃員に向けて拳銃を4発発砲し、負傷させた。
その後、モール内の別の階に移動し、さらに発砲を続けた。また、買い物客の運転手に拳銃を突きつけ、車両を強奪。
Kesas高速道路のPandamaran出口付近で車を放棄し、逃走したとされる。
警察は、犯人を30代の薬物関連の前科を持つ男性と特定し、全国に指名手配を行った。
この事件を受け、地元住民や在留外国人に大きな衝撃を与え、在マレーシア日本大使館も安全確保に関する注意喚起を行った。
10日間にわたる逃亡の末、男はタイへ逃亡を図っていたとみられる。
プラウケタムの住民によると、男は島内のレストランで「タイへ向かう船があるか」と尋ねていたという。
住民が「飛行機で行けばよいのではないか」と聞いたところ、男は「パスポートがブラックリストに載っている」と答えたという。
警察は引き続き事件の詳細を調査しており、男の逃亡経路や協力者の有無を含めて捜査を進めている。