関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
シンガポールのローレンス・ウォン首相は、第11回マレーシア・シンガポール首脳会議に関連した2日間の公式訪問を終え、1月7日に帰国の途に就いた。
ウォン首相は、バンガラヤ・コンプレックスにて、ロイヤル・マレー連隊第1大隊の士官および隊員による歓迎と栄誉礼を受けた。
ウォン首相夫妻と随行団を乗せたマレーシア航空のフライトは同日午後4時30分にシンガポールへ向け出発した。
ウォン首相が2024年5月15日に首相職を引き継いで以来、マレーシアを訪問するのは今回が2回目。初訪問は就任直後の6月11日に行われた。
両首脳は会談を通じて、水供給、海洋境界、空域といった長年未解決の課題について協議を再開することで合意した。
この合意は、両国間の関係をさらに強化し、相互の理解を深める一歩となる。
また、ジョホール・シンガポール特別経済区(JS-SEZ)の共同合意書の調印式が行われ、両国首脳が立ち会った。
さらに、教育、女性と社会福祉、気候変動、二酸化炭素回収・貯留(CCS)、都市開発、国境を越えた犯罪への対策といった多岐にわたる分野での協力を目指す6つの覚書(MoU)と1つの意向表明書(LOI)が交換された。
これらの取り組みは、両国間の持続可能な成長と安定を目指したものであり、地域の課題解決に向けた具体的な連携が期待されている。