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10月8日夕方、ブキット・ジャリルのアキサタ・アリーナには、ガザ支援とパレスチナ連帯を訴えるため、白い服を身にまとった何千人もの市民が詰めかけた。参加者たちはパレスチナ旗を掲げ、「Don’t stop talking about Palestine(パレスチナの声を止めるな)」などと書かれた横断幕を手にし、平和と団結の思いを示した。
この集会は「Solidarity Assembly with Gaza: Malaysia Wave, Free Palestine(ガザ連帯集会:パレスチナに自由を)」と題され、夕方5時ごろから人々が続々と集まり始め、会場は平和と統一を象徴する白を身にまとった群衆で埋め尽くされた。
アンワル・イブラヒム首相も、Sumud Nusantara 支援団体の後援者として夜9時頃に登壇し、GSF(Global Sumud Flotilla:グローバル・スムード・フロティラ)からの要望書を受け取った。
また、GSF船団に参加した23人のマレーシア人活動家(ムハンマド・ナディル・アル=ヌリ・カマルザマン、シンタ・ガザ・マレーシアCEO、著名人アルデル・アリャナ、ヘリザ・ヘルミ、ジジ・キラナらを含む)も壇上に立ち、自身の体験を語った。
さらに、マレーシア側ではこの集会にあわせ、ラピッドKL(Rapid KL)の鉄道運行時間を午前0時30分まで延長するなど、交通対応も実施された。
この一斉の行動は、国内外に対してマレーシアの市民がパレスチナの苦境に強く連帯している姿を示すものとなった。今後、首相の演説内容や活動家らの証言がどのような政治的影響を及ぼすかに注目が集まっている。