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ブルネイのハサナル・ボルキア国王が、8月25日から28日までの予定でマレーシアを国賓として訪問することが決定された。招待は、マレーシア国王であるイブラヒム陛下から行われた。
訪問中、国王は8月26日に国家宮殿(イスタナ・ネガラ)において国賓としての公式歓迎式典を受けた後、イブラヒム国王との面会に臨む。また同日に、イブラヒム国王主催の晩餐会が開催される予定である。
さらに、8月27日には第26回「マレーシア-ブルネイ年次首脳協議(ALC)」が開催され、両国の首脳が出席のもと、地域および国際的な重要課題に関する意見交換を行う最高レベルの協議が進められる見通しである。
外務省によれば、本訪問およびALCの開催は、マレーシアとブルネイの「特別かつ長年にわたる関係」を反映しており、両国間の戦略的協力を通じて、国民の繁栄と福祉の向上を目指す強い意志が示されている。
経済面でも、2024年におけるブルネイとマレーシア間の貿易額は、ASEAN内における第6位であり、総額はRM75.3億(約17.7億米ドル)に上った。
2025年1~6月期でも、貿易額は総額34億リンギ(米ドル換算で6.9億ドル)に達しており、輸出は約22億リンギ(約5.0億ドル)、輸入は約8.4億リンギ(約1.9億ドル)だった。
このように、国王の国賓訪問および年次首脳協議の実施は、文化的・歴史的つながりを下支えとする二国間の絆を一層深化させる重要な機会となるであろう。