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中東紛争で航空各社がコスト見直し 燃油サーチャージ引き上げへ

中東紛争で航空各社がコスト見直し 燃油サーチャージ引き上げへ

2026.03.12 政治・社会

中東情勢の緊迫化による燃料価格の上昇を受け、マレーシアの航空会社が運賃や燃油サーチャージの見直しに動いている。航空各社はコスト増への対応として段階的な料金調整を検討している。 

マレーシア航空の社内通達によると、燃油サーチャージの引き上げは段階的に実施される。第1段階はすでに開始されており、日本、韓国、台湾、香港、フィリピンを除く販売拠点で適用されている。第2段階は3月25日から開始され、これらの地域にも適用される予定。 

新たなサーチャージでは、国内線の場合、ビジネスクラスが36リンギ、エコノミークラスが18リンギとなる。マレーシアとASEAN諸国間の路線ではビジネスクラス60リンギ、エコノミークラス45リンギが課される。 

このほか、中東(カタールを除く)や南アジア向けの路線ではビジネスクラス75リンギ、エコノミークラス60リンギ、オーストラリアや欧州などの長距離路線では130リンギと110リンギのサーチャージが設定されている。カタール路線ではビジネスクラス823.62リンギ、エコノミークラス431.42リンギと大幅に高い水準となる。 

マレーシア航空は声明で、世界的な情勢の不確実性にもかかわらず運航体制は維持されており、欧州路線を含む同社のネットワークは引き続き安定して運航していると説明。「安全は最優先事項であり、同社のサービス水準を維持する」としている。 

また、マレーシア・アビエーション・グループ傘下のファイアフライやバティック・エアも、国内線と国際線の燃油サーチャージを段階的に引き上げる方針を示している。 

中東で続く軍事衝突は原油市場や航空燃料価格に影響を与えており、航空会社は燃料コストの上昇を運賃やサーチャージに反映させる動きを強めている。 

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