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クアラルンプール警察は、今週土曜日(7月26日)に予定されている大規模デモ「#TurunAnwar」に際して、市内で道路封鎖を行わない方針を明らかにした。
ただし、市内の主要15駅で警備を強化し、交通整理や群衆管理を徹底する方針を示した。
「#TurunAnwar」集会は、マレーシアの最大野党・PAS(汎マレーシア・イスラム党)青年部が主催するもので、首相アニワル・イブラヒム氏の退陣を求める抗議活動である。
主催者側の届出によれば、1万人から1万5千人の参加が見込まれている。
集会参加者は、以下の5カ所に集合した後、独立広場(ダタラン・ムルデカ)を目指して行進する予定となっている:
- マスジッド・ネガラ(国家モスク)
- パサール・セニ(セントラル・マーケット)
- マスジッド・ジャメ
- マスジッド・ジャメ・カンポン・バル
- SOGOショッピングモール前
警備が強化される駅は以下の15カ所で、LRT・MRT・モノレールの主要駅が中心となる:
LRT駅:KL Sentral, Pasar Seni, Masjid Jamek, Dang Wangi, Plaza Rakyat, Bandaraya, Sultan
MRT駅:ム Muzium Negara, Merdeka, Bukit
モノレール駅: Imbi, Raja Chulan, Bukit Nanas, Medan Tuanku, Chow Kit
クアラルンプール警察副長官のモハメド・ユスフ・ジャン・モハマド氏は、「公共サービスの妨害や経済への影響を最小限に抑えるため、適切な安全対策を講じていく」と述べた。
また、交通渋滞は予想されるものの、現時点で道路封鎖は計画していないと改めて強調した。
さらに、参加者に対して以下の禁止事項を遵守するよう呼びかけた:
- 金属や木材など鋭利な物の持ち込み
- ナイフや鉈(なた)などの武器の所持
- 花火、爆竹、発煙筒の使用
- 人種・宗教・王室(3R)に関するプラカードの掲示
- 誹謗中傷や虚偽の主張を含む演説の実施
- 子どもの同伴
- 暴動や警察命令への抵抗行為
「騒乱や過激な挑発行為を起こす個人または団体には、断固とした対応を取る」とユスフ副長官は警告している。
警察は引き続き、首都クアラルンプールの治安維持に全力を尽くす方針を示している。