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マレーシア科学大学(USM)には現在、2,300人を超える中国人が博士課程で研究を進めており、修士・学士課程の学生も含めると3,700人以上の中国人学生が在籍している。
これはUSMにおける外国人学生の中で最大の割合を占めており、マレーシアが中国人にとって人気の高い留学先となっていることを示している。
人気の理由としては、手頃な学費と生活費、英語での授業による言語の壁の低さ、多文化な社会環境、そして比較的自由な研究環境が挙げられている。
USMでは、経営学、教育、建築、観光、芸術、言語・翻訳など幅広い分野で中国人学生が学んでいる。
USMの副学長アブドゥル・ラフマン教授によると、同大学はタイムズ・ハイアー・エデュケーションの大学インパクトランキングで世界18位、QS世界大学ランキングで146位に位置付けられており、国際的な評価が学生を引きつけているという。
また、2020年以降、中国からの学生数は急増しており、特に博士・修士課程への進学が顕著となっている。
USMは、マレーシア国内で5つある研究重点大学の一つであり、「卓越加速プログラム(APEX)」認定を受けている唯一の大学として、今後も中国を含む海外からの留学生の受け入れに力を入れていく方針である。