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小巡礼ツアー業者に銀行保証金を義務化

小巡礼ツアー業者に銀行保証金を義務化

2025.01.23 政治・社会

すべての旅行代理店、特にウムラ(小巡礼)を取り扱う業者は、サービスの品質を確保し、巡礼者の福祉を守るために銀行保証金(バンク・ギャランティー)差し入れる必要があることになりそうだ。
 

マレーシア旅行代理店協会(MATTA)のモハマド・カリド・ハルン会長は、これは「観光・芸術・文化省(MOTAC)が提案している、ウムラ業者に最低25万リンギの銀行保証金を義務付ける方針に沿ったもの」と述べた。
 

この要件自体は以前から存在しているが、多くの旅行代理店がその適用を見送るよう求めていた背景がある。しかし、特にウムラやハッジ(大巡礼)パッケージに関する詐欺が増加している現状を踏まえ、同会長は「25万リンギの資本を持たない会社は事業を行うべきではない」との考えを改めて示した。

 

また、政府が25万リンギの銀行保証金を義務化する方針を決定したことについて、「MATTAはこの決定を全面的に支持する。
すべての旅行代理店が適切な保証金を確保することで、消費者の安全が守られ、業界全体の健全化につながる」と述べた。

 

さらに、海外旅行パッケージを提供する旅行代理店は、突発的な事態に対応するために、初期費用を確保する十分な資金力が求められるとも指摘。
今回の銀行保証金の義務化は、消費者の権利を保護し、旅行業界の信頼性を高める重要な施策として位置づけられる。

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