ホームマレーシアニュース約1,600人のマレーシア人ウムラ巡礼者が飛行機運休でサウジに足止め 
約1,600人のマレーシア人ウムラ巡礼者が飛行機運休でサウジに足止め 

約1,600人のマレーシア人ウムラ巡礼者が飛行機運休でサウジに足止め 

2026.03.04 政治・社会

中東での米国・イラン間の軍事的緊張が高まる中、航空便の大幅なキャンセルや遅延が発生し、約1,600人のマレーシア人ウムラ巡礼者がサウジアラビアで帰国できず足止め状態になっていることが明らかになった。国際線の混乱は複数の航空会社による運航調整が影響しているとみられ、マレーシア政府や現地総領事館が対応に当たっている。

ジェッダ在勤のマレーシア総領事、テンゴ・ザライフ氏は、総領事館が大半の巡礼者と連絡を取れており、ジェッダやメッカ、メディナに滞在する巡礼者は健康状態に問題なく、安全な状況にあると述べた。巡礼者たちは本来、マレーシア航空やカタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空などを利用して帰国する予定だったが、航空便キャンセルが相次いだことから計画が頓挫したという。

サウジアラビアからクアラルンプールへ直行する便はサウディア航空や一部のエアアジア便が残されているものの、定期運航の減便・欠航の影響で座席確保が困難な状況も出ている。多くの巡礼者は旅行代理店の手配や自らの判断で航空会社を変更し、帰国便を手配しようと努めているという。

また、マレーシア航空は帰国予定だった巡礼者向けに宿泊施設を提供するなどの支援を行っていると総領事が明かし、旅行代理店や巡礼ツアー会社も帰国便の再手配や追加費用の補填などに取り組んでいる。安全な空域が確保されるまで、巡礼者の帰国計画は流動的な状況だ。

この一連の混乱は、米国とイスラエルによるイランへの攻撃を発端に、複数国が空域閉鎖や制限措置を取ったことが背景にある。これに伴い、地域の主要ハブ空港を発着する便のキャンセルや代替ルートへの振り替えが続き、航空旅客への影響が広がっている。

マレーシア外務省は、同地域での不要な渡航を避けるよう国民に呼びかけるとともに、総領事館との連絡を密にし、必要な支援を提供する体制を継続している。旅行者は航空会社や空港の最新情報を事前に確認するよう促されている。

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