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マレーシアの大学、初のアジアトップ50入り

マレーシアの大学、初のアジアトップ50入り

2025.04.25 政治・社会

マレーシアの大学が初めてアジアのトップ50大学にランクインしたことが、「Times Higher Education(THE)」が発表した2025年版アジア大学ランキングで明らかとなった。
 

今回、ユニバーシティ・テクノロジー・ペトロナス(UTP)は9ランク上昇し、アジア43位に浮上。
韓国の漢陽大学と同順位で並んだ。
これにより、UTPはマレーシアの大学として史上初めてアジアのトップ50入りを果たした。


一方、マラヤ大学(UM)も順位を1つ上げて64位となり、国内で2番目に高い評価を受けた大学となった。


今回のランキングにはマレーシアから23校が参加しており、そのうち11校がトップ200にランクインした。


その他のトップ200入り大学は以下の通りである:

- ユニバーシティ・テクノロジー・マレーシア(86位)

- 国民大学(UKM)およびサインス・マレーシア大学(USM)(いずれも103位)

- ウタラ・マレーシア大学(127位)

- プトラ大学(同率132位)

- サンウェイ大学(同率141位)

- パハン・アルスルタン・アブドゥラ工科大学(163位)

- スルタン・イドリス教育大学(173位)

- テナガ・ナショナル大学(同率181位)
 

また、マネジメント・アンド・サイエンス大学(MSU)は今回初めてランキング入りし、401~500位のグループに入った。


一方、ランキング全体では中国本土の大学が依然として上位を独占しており、清華大学が7年連続で1位、北京大学が2位をキープした。
中国からは復旦大学(7位)、浙江大学(8位)などが上位に食い込んでおり、トップ10のうち5校を中国の大学が占めている。
上海交通大学もトップ10に残る一方、順位を10位に落とした。


トップ10には中国以外にも、シンガポール、日本、香港の大学が名を連ね、2024年のランキングと比べて上位陣に大きな変動は見られなかった。


THEのチーフ・グローバル・アフェアーズ・オフィサー、フィル・バティ氏はの声明で、「アジアの高等教育と研究は、シンガポール、韓国、日本といった東アジアに強みがありつつ、特にマレーシアなど東南アジア諸国でもその存在感と成功が目覚ましく成長している」と述べ、アジアの多様で優れた高等教育の状況を高く評価した。

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