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母親ゾウが轢かれた子ゾウに寄り添う姿がSNSで拡散され、野生動物用通路の必要性が改めて注目されている。
道路や開発による生息地の分断が進む中、野生動物は食料や水を求めて人間の生活圏をさまよい、事故に巻き込まれるケースが増加している。
野生動物用通路(ワイルドライフ・コリドー)は、森林や生態系をつなぐ道や構造物で、動物が安全に移動・繁殖・避難できるようにするもの。
インドやカナダ、アメリカではすでに多数の事例があり、効果が報告されている。
マレーシアでも東海岸鉄道(ECRL)計画において、野生動物用ボックスカルバート(WBC)27カ所の設置が進行中で、そのうち11カ所はケマスル森林保護区内に建設される予定。
監視カメラによる動物の移動記録も行われている。
保全団体は、さらなる通路の整備を急ぐよう政府に求めている。
次の犠牲が出る前に対策が必要とされている。