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10月1日、マレーシア政府は9月下旬に発生したフィリピン・ミンダナオ島での致命的な地震被害を受け、捜索救助専門の K9(警察犬)ユニットを含む救援隊 を現地へ派遣したと報じられた。被災地では倒壊建物の下に閉じ込められた住民の捜索が急務となっており、マレーシアの支援はタイミングを見た迅速な対応となる。
報道によると、救援チームは複数の技術者、医療スタッフ、捜索犬およびハンドラーを含む編成で、救助能力と被災者支援力を兼ね備えているという。マレーシア当局は「被害の甚大な地域において、効果的な捜索・救助支援を提供する」としており、またフィリピン政府との連携強化を図る方針だ。
マレーシアの K9 ユニットはこれまでも国際支援活動で信頼実績があり、瓦礫下から生存者を探し出す能力に定評がある。今回も被災地域における早期発見・生存率の向上に寄与することが期待されている。
フィリピン側ではすでに多数の救援隊が地元当局と共に活動を続けており、マレーシアの派遣は被災地域にさらに人的支援を加える形となる。マレーシア外務省は、被災者救援に向けた資材支援や専門職派遣も視野に入れており、今後の継続支援を検討していると報じられている。
この支援措置は国際協力の一環として位置づけられ、ASEAN加盟国としての連帯意識を示すものでもある。今後、救援隊の活動成果や被災地からの報告が注目される。